コンサルタントになるためにはある程度の勉強が必須です。
勉強のやり方は今現在色々な手法がありますが、ここでは私が最終的に読んだ本を紹介したいと思います。
結果的に本で読んだことの方が頭に残っていたため、「コンサルについて」より深堀りしやすくなったと思います。
「百聞は一見に如かず」という言葉があるように聞くより、自身で読んだり自発的にアクションする方が私には向いていたようです。
私にはコンサルタントの友人がいます。その友人を通してコンサルタントとして読んだ方がいい本などを紹介してもらいました。そこで実際に私が読んでよかったと思える本を本記事で紹介したいと思います。

数千円の本を読むだけで、合格率、年収が上がるならやった方がいいに決まっている
コンサルタントに特化はしていますが、考え方などコンサル業界にも役立つ印象を感じました。そのため、コンサル業界以外の方にもタメになる本だと思いますので、ビジネス本好きな人には必見かと思います。
実際に私が読んで、コンサル会社から内定を頂いたことから説得力も増すと思いますので、よかったら最後まで読んでください。
実際に読んでコンサル業界から内定をもらった実話を聞ける
現役コンサルタントがおすすめする本が何なのか知ることができる
コンサル業界以外にも役立つ考え方を学ぶことができる
自己啓発の本としての選択肢
1冊目 世界一やさしいコンサルティングプロジェクトの説明書
コンサルタントの仕事とは何かということがこの本から学ぶことが出来ます。
また筆者が担当されたプロジェクト案件を紹介しているため、コンサルタントがプロジェクトにどういった携わり方を知ることが出来ます。
業界によってイメージできないものもありますが、もしあなたがIoTやDXのプロジェクトに関わっているのであればイメージしやすい部分もあるかもしれません。
社外秘情報なのでぼかした表現をされていますが、私はこの本のおかげでコンサルタントの仕事に対してイメージすることをができ、面接時のコンサルの仕事の進め方などはここに記載されている内容を自分なりに落とし込んで説明しました。
主に以下のプロジェクト事例が紹介されています。
- DXコンサルティングプロジェクト事例
- 戦略コンサルティングプロジェクト事例
- 業務コンサルティングプロジェクト事例
- ITコンサルティングプロジェクト事例
各プロジェクト内でプロジェクトの流れや進め方、コンサルタントとして求められる成果が記載されており、プロジェクトの中身も成功したものもあれば実現しなかった失敗談もあり、何がよかったのか悪かったのか、コンサルタントとしてよかったことなどがあり自身のコンサルタントとしてのイメージはつきやすくなると思います。



本当にコンサルタントとは何かを知ることの出来るお手本となるような教科書でした。


2冊目 戦略コンサルティングファームの面接試験
私は戦力系コンサルファームに行くつもりはなかったのですが、戦力コンサルではなくてもBig4に行く人やアクセンチュアに行く人は面接でケース面接がある場合があるようです。
元々ケース面接に関する知識がゼロだったので気になって呼んでみました。ケース面接は確かに難しいですが、解き方のコツがあるようなので慣れれば解けるようになるらしいです(笑)答えのないような質問に答えることなので、この本にあるような〇〇県の年間観光客は何人くらいですかという質問ではなく、
「経営層の経営課題解決にコミットする」という要求事項に対して、あなたは何ができるのか
転職理由にて、「専門性を高めたい」「上流へのチャレンジ」という2点を挙げていただきましたが、「なぜ現職でやらないのか?」
調達におけるコスト削減の施策を立ててください
など職務経歴書や面接時の説明で自身が述べた中から質問が飛んでくるケース面接もあります。(上記はアクセンチュアの1次面接)
これをケース面接というのかはさておき、論理的思考が試される質問かと思います。
この本のいいところは例題に対して、どういったステップを踏んで仮説をたてるかを細かくポイントで分けてて解説・アドバイスをしてくれるところです。
普段、自身が何気なくやっていることが実はこういったケースに使えるなど新しい発見もあると思います。


3冊目 採用基準
戦略最大手のマッキンゼーで働いた実績を持つ著書がマッキンゼーや外資コンサル企業が求める人物像、リーダーシップ像に関して話されています。
私の思うリーダーシップと著書の思うリーダーシップは全く別物であることを知り、考えを改める機会を頂けました。本当のリーダーシップとは職位のある人が何でもかんでも決めることではない(もちろんTPOによります)そして、誰にでもその素質があることが分かり、より一層日系企業や大学生が海外に遅れをとっていることが分かります。



本当のリーダーシップとはどの立場でも意見を出し、プロジェクトに役立つこと。どの職位の人間でもなれる
この考え方はコンサル業界以外の日系企業では役に立たない可能性があります。若手でもどんどん前に出て活躍したい人は外資系に行った方がいいと思います。
また、就活生に関してもインターンシップなどでこういった文化に触れるチャンスを模索するのはアリと思います。私自身もしてこなかったので、初対面でのグループワークなどで後手に回ってしまうことが多かったです。


4冊目 確実に成果を出す「業務変革型DX」の進め方
これは日立コンサルティングのプリンシパルの方が書かれたDXコンサルティングの仕事の進め方になります。
日立製作所、日立コンサルティングのSierが実体験を元にとある企業のDX化をプロジェクトメンバー選定から施策、実行までを各ステージに分けて詳細に記載されており、今DX化が求められている中でどういった難しさがあるのかを知ることが出来ます。
同様なうたい文句が複数回出てきて、前のときとどういう意味合いの違いかを確認しなおす作業が発生しましたが、DXコンサルティングの仕事や求められることを理解するために助かりました。
恐らく日立コンサルティングを受けていなかったらこの本に出会わなかったと思います。
面接対策編でも記載しますが、一次面接、最終面接と進むにあたり、もし面接官の名前を教えてもらえた場合には一度その面接官の名前を検索することをお勧めします。エゴサーチではありませんが、今回の本のように面接官が書いた本を事前に読むことでその人が考えていることや求めていることなど分かり、それを伝えることで印象がよりよくなります。
幸い私が現職で手がけていたDXプロジェクトで感じた失敗をどうすれば成功できたかがこの本に記載されており、その旨を説明し、共感してもらうことが出来き、内定を頂くことが出来ました。


転職ねこのオススメする本



最後に私がこの4冊を読んで、タメになった、だからオススメする本を紹介したいと思います。
①「世界一やさしいコンサルティングプロジェクトの説明書」
②確実に成果を出す「業務変革型DX」の進め方
です。実際のやりたい仕事に直結している内容が多かったため、イメージしやすかったです。戦略コンサルティングを目指している方は「戦略コンサルティングファームの面接試験」と「採用基準」を読むべきだと思います。私は戦略コンサルタントではないのでそこまで力を入れて読んでおりませんでしたが、戦略を考える上で必要な知識や手法、考え方が網羅されております。もちろん、戦力コンサルタント以外でも戦略に対する考え方は重要ですが、意外と現職の会社でも戦略コンサルが用いる手法を私たちは使っています。戦略コンサルレベルたか!と思いますが、素質は誰にでもあるんだと思って自信をつけるのはありだと思います。
まだいろいろな本を読んでおりますので、そちらも今後紹介させて頂きたいと思います。はじめに転職活動中に読んだ本だけ元々読書をしない私が頑張って4冊読みました。
でも、意外と読書って楽しいんですね。
本を読んだ後は面接対策です。
「自己分析を制するものは転職を制する」私のブログのキャッチコピーですが、事実これにつきると思います。職務経歴書も自己分析をしっかりしないと書けませんし、面接対策も職務経歴書に記載した自分自身をいかにロジカルに簡潔に企業の面接官に説明できるかで合否が変わります。以下の記事では私が実際に面接対策として取り入れた手法と面接官としての視点両方を取り入れたことを記載していますので、まだ読んでいない方は見て行ってください。
未経験からコンサル業界に転職するならアクシスコンサルティングがオススメの1つです。私もここを利用してコンサル業界の情報やケース面接の練習をさせてもらい助かりました。
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以下転職エージェントは第2新卒に特化しかエージェントです。私は使用しておりませんが、転職サイトに登録しながら情報収集をしていた際によく出てきたため、第2新卒の方には役立つ情報が多いのではないでしょうか。
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