これからお話するのは書類選考が通った最初の会社ISID (電通国際情報サービス)の一次面接のお話です。
偉そうに色々な記事で自己分析が大事とか、深堀が大事とか、面接対策!とか説明していますが、恥ずかしながらそういったことを全くしなかった状態で受けた大惨敗の面接でした。
学生時代の就活の方がマシだと思うくらい今となっては恥ずかしい人生の歴史の1つであると思います。
しかし、そこで自分の何がいけなかったのか気づかせてくれた大変貴重な機会というのも事実でした。逆にこういった失敗から学び次に活かすことの大切さを改めて感じさせてくれたことに感謝をしています。
面接に望む正しい姿勢の必要性
失敗から何を学ぶか
コンサルタントをより知ることのきっかけを知る
恥ずかしい大惨敗の面接体験

人生の汚点があるから、今があり、コンサル業界に転職できたと思います
ISID (電通国際情報サービス) 応募理由
ISID (電通国際情報サービス)とは電通とGEのジョイントベンチャーとして設立され、製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)に強みをもっているIT企業になります。
私はISIDの製造ソリューションに興味を持っていたためそこに転職エージェントを通して応募し、無事書類選考が通過したため、1次面接を受けることになりました。第一志望前の練習にという思いも強かったため、また書類選考も簡単に通ってしまったので慢心していたのかもしれません。
面接の調整はエージェントにしてもらいました。エージェントを通してだと面接日程も希望候補日を提供すればやってもらえるため、自身で直接企業とやる手間が省けかなり楽になります。これもエージェントを通して応募するメリットの1つですね。
転職活動で初めての面接に臨みました。
結果から説明すると大惨敗でした。ただ重要なことはこの惨敗から何を学んで次に活かすかです!私はこのおかげで他の選考の一次面接を突破することが出来、最終的には第一志望としていたコンサルの企業から内定をもらうことができました。



根拠のない自信ほどしょうもないものはありませんね。
1つずつ説明します。
まず私がISIDに興味をもった事業は製造ソリューションですが、以下のような職務内容になります。
私自身がコンサル業界で応募しているポジションというのが製造コンサルタント、業務コンサルタント、DXコンサルタントといった製造業に対してDX化、スマートファクトリー化を推進していくポジションだったので、職務内容は合っていました。
この業種に求められる経験やスキルは以下のようなものが一般的です。
①製造業における生産技術、生産管理領域での実務経験または当該領域における業務コンサルティングやシステムコンサルティングの経験
②顧客、チームと共に改革プロジェクトを推進出来る能力
③問題点分析能力、解決策立案能力、コミュニケーション能力が高い
①プロジェクトマネジメントの経験(PM、リーダー経験)
②SCM業務改革コンサルティング経験
③生産準備業務改革コンサルティング経験
④PLM、SCM、ERP、MESシステム導入経験
⑤生産シミュレータ、スケジューラ導入経験
⑥組立、加工工程の情報標準化支援または経験
⑦製造不具合情報解析支援または経験
⑧センサーネットワーク等を活用した製造実績自動収集、工場見える化支援経験
⑨製造業向けシステム化構想やRFP策定、システム要件定義の経験
⑩英語力
この中で私は必須項目の中では現職で①②③を経験しております。
①は厳密にいうとコンサルの経験ではないですが、当該領域でのIT化の改善ですね。
なおいいスキルや経験では①③⑦⑧⑩も経験しています。
職務経歴書にもその記載をしていたため、企業側とマッチし書類選考が通過したものと考えています。
ISID (電通国際情報サービス) 面接内容
初めての面接で緊張しました、まあこんだけの経歴を記載していたら大丈夫だろうと慢心していたわけではなかったですが転職楽勝みたいな思い込みをしていたと思います。これが冒頭にも述べたように勘違いであり、玉砕する結果となりました。
面接はリモート面接でしたが、面接の雰囲気に関してスタートから正直よくはなかったです。
私がズッコケたおかげでスタートから雰囲気はよろしくなかったのです。だからと言って私の醜態に影響はないのですが、これから面接を検討する方には参考にしてもらえればと思います。
面接官は所属する部署や募集しているチームのマネージャーレベルが一次面接です。面接スタートして面接官の自己紹介がありました。名前だけの紹介ですぐにスタートしました。経歴を深堀されるわけではなく



なぜコンサルを?



それはコンサル業界に入ることで日本企業のDX化を推進させ、グローバル競争力の向上に貢献したいからです。そこでスマートファクトリーに強みを持ったISIDに魅力を感じ応募しました。



なぜISIDがスマート戦略に強いのか?



(あわわわ)それっぽいことを言ったと思いますがこの返答は忘れました。



なぜ強いと思ったのか?



クライアントが想定する以上の提案を提供できるからです。



なぜ顧客が料金の高いコンサルを利用するのか、事業所内で解決できるのでは?



お客さん自身で考えたプランから必要部署の担当と話すことでそれ以上の付加価値をつけ、よりよいシステム作りができるからです



なぜそれができるのか、コンサルの価値は何なのか



コンサルの仕事内容は?コンサルはどういった仕事をする?



今からの3か月計画を教えてください
上記2つの質問は答えることが出来ませんでした。また3か月計画に関しても回答をしましたが、全く面接官の求めていることではありませんでした。
結論として私自身がコンサルについてまだまだ理解が足りていなかったことが問題でした。コンサルに関する勉強不足を露呈していました。コンサルとはなにかをある程度理解したつもりでした。
もう少しつめるとインプットは出来ているがアウトプットが全くできていない結果がわかりました。面接後にコンサルタントの友人に話しを聞いてもらったところ私の言わんとしていることはわかるがコンサルタント同士の会話のキャッチボールに変換するとキャッチボールできていないことになると。
面接官にはこんなことも言われました。



私ならコンサルの勉強をするのに1か月20冊は読む
と…確かにコンサルに関する知識はエージェントの情報、ネット情報、Youtube情報からのみだったので本は読まなかったのですが…こういった方もいるのが社会です。しかし、本でしか知りえないこともあるのは事実です。たった数千円の本を読むだけで面接が通り、年収があがる可能性があることを考えれば安い投資だとこの後感じました。
以下の記事に読書があまり好きではない私がコンサルタントの友人とその知り合いからコンサルタントになるのなら読んだ方がいいと勧められた本を自分なりに厳選しひとまず読んだ本を紹介しています。興味がある人は是非見てください。
最後に
このように最初の面接もしくは2回目の面接では第一志望を受けないようにした方がいいです(笑)でもここにしか受からなかったらいきますという企業にしておかないと自身のモチベーションUPにも繋がらないので興味ない企業は止めておきましょう。もしかしたら面接で考えが変わるかもしれませんので。
緊張して力が発揮できないのも勿体ないです。面接慣れするためにも同業他社を受けることをお勧めします。
私はこの失敗を活かし次の面接対策として自己分析の深堀、コンサル業界になぜ入りたいのかの深堀、自身が面接官として採用に携わってきたときに何を見ていたかなどを見つめなおし、見事コンサル業界から内定を頂くことが出来ました。
「自己分析を制するものは転職を制する」私のブログのキャッチコピーですが、事実これにつきると思います。職務経歴書も自己分析をしっかりしないと書けませんし、面接対策も職務経歴書に記載した自分自身をいかにロジカルに簡潔に企業の面接官に説明できるかで合否が変わります。以下の記事では私が実際に面接対策として取り入れた手法と面接官としての視点両方を取り入れたことを記載していますので、まだ読んでいない方は見て行ってください。
転職活動の第一歩としてはまず職務経歴書を書くことです。いきなり100点の職務経歴書なんていりません。転職活動はノーリスクですので、職務経歴書を書いて自分自身の仕事の棚卸をすることで現職で何を得たのか再確認するいい機会となります。50点でもいいのです。転職活動は本格的にスタートしたときに最初の準備段階で下地を作っていたかどうかで転職活動期間が決まると言っても過言ではありません。職務経歴書の書き方に困っている人はぜひ下記記事を読んでください。
職務経歴書の書き方 キャリアを正しく棚卸しすることが成功の秘訣
未経験からコンサル業界に転職するならアクシスコンサルティングがオススメの1つです。私もここを利用してコンサル業界の情報やケース面接の練習をさせてもらい助かりました。
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以下転職エージェントは第2新卒に特化しかエージェントです。私は使用しておりませんが、転職サイトに登録しながら情報収集をしていた際によく出てきたため、第2新卒の方には役立つ情報が多いのではないでしょうか。
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